阿波青石(緑色片岩) ファクトシート
基礎情報
- 種別: 変成岩(緑色片岩・結晶片岩)
- 産地: 徳島県の三波川変成帯(吉野川流域に広く分布)
- 特徴: 緑色〜青緑色を呈し、薄く板状に剥がれる性質
- 用途: 古墳石室材・石棺材・庭石・建築石材
概要
阿波青石は徳島県の三波川変成帯から産する緑色片岩で、薄板状に剥離するため石棺・石室の構築に適する。古墳時代を通じて広範に利用された。
阿波説における重要性
1. 畿内大型古墳における阿波青石の使用
- 奈良県の前期古墳(メスリ山古墳、桜井茶臼山古墳など)の石室・石棺に阿波青石が使用された事例が報告される
- 大阪府・京都府の古墳でも阿波青石製の石棺・石材が確認されている
- これは「阿波 → 畿内」への物資・技術の輸送ルートの存在を示す物証
2. 東日本への波及
関東の前方後円墳でも、阿波・四国系の石材が使用された事例が指摘される(要・検証)。
3. 段の塚穴型石室との関係
徳島の段の塚穴型石室は阿波青石を主要石材とする。この石室形式の伝播(東国への展開)と石材の流通は連動している。
参考文献
- 徳島県立博物館 編「阿波の青石」関連展示
- 各地古墳の石室材分析報告書
- 2025-04-15-古事記国作りと銅鐸
関連ノート
📚 参照資料(ブログ・Web本文マッチ 拡張)
- 魏志倭人伝 考察 III ⑦ (本文中 “阿波青石” ×2)
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