段の塚穴(だんのつかあな)
📌 概要
- 所在地: 徳島県美馬市美馬町
- 年代: 古墳時代後期(6世紀中頃〜後半)
- 指定: 国の史跡
- 種別: 円墳(群集墳)
📏 規模と構造
「太鼓塚」と「棚塚」の2基の円墳からなる。
- 太鼓塚(たいこづか):
- 直径約37m、高さ約10mの巨大な円墳。
- 四国最大級の横穴式石室: 巨大な自然石をドーム状に積み上げた無袖式の横穴式石室(全長約13m、高さ約4.3m)。
- 棚塚(たなづか):
- 直径約20mの円墳。太鼓塚と同様の構造の横穴式石室を持つ。
🔍 学術的意義・阿波説における重要性
- 後期古墳時代における阿波の巨大勢力 前期の「積石塚」、中期の「巨大前方後円墳(渋野丸山古墳)」に続き、後期において吉野川中流域(美馬地方)にこのような四国最大級の巨大石室を持つ古墳が築かれたことは、阿波勢力が時代を下っても強力な経済力と技術力を保持していたことを示している。阿波忌部との関連も指摘される地域である。
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