大代古墳(おおしろこふん)
📌 概要
- 所在地: 徳島県鳴門市大津町大代
- 年代: 古墳時代前期(4世紀末)
- 指定: 国の史跡
- 種別: 前方後円墳
📏 規模と構造
- 墳丘長: 約54メートル
- 特筆すべき構造:
- 保存形態: 高松自動車道の建設ルート上にあったが、その重要性から古墳の下にトンネル(大代古墳トンネル)を掘るという全国的にも極めて珍しい形で現地保存されている。
- 埋葬施設: 竪穴式石室内に「刳抜式舟形石棺(くりぬきしきふねがたせっかん)」を安置している。
⛏️ 主な出土品
- 武器・武具: 鉄剣、鉄鏃、短甲(鎧)の破片
- 装身具・祭祀具: 銅鏡片、玉類
- 農工具
- 埴輪: 円筒埴輪および形象埴輪
🔍 学術的意義・阿波説における重要性
- 海上交通の覇者 鳴門海峡や紀伊水道を見下ろす要衝に位置しており、瀬戸内海から太平洋へ抜ける海上交通を掌握した阿波の有力首長の墓と考えられている。阿波勢力が単なる内陸の農業勢力ではなく、海人のネットワークを持つ強力な勢力であったことを示す物証である。
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