親神社

概要

  • 読み: オヤジンジャ
  • 意味: 延喜式神名帳に記された 神名帳社(元の式内社) に対する、その 本源・親元 にあたる神社の呼称。論社(神名帳社の比定候補となる複数社)が併存する場合、それらの 「親」となる神名帳上の元社 を指す。
  • 対概念: 論社(ろんしゃ)/比定社/里宮

用語の位置づけ

本Vaultでは、templates/論社サブノート.md において:

親神名帳社名: ""
論社元社: "[[親神社]]"

という形でテンプレート的に参照される。すなわち:

  • 親神社 = 延喜式に名を載せる 本来の神名帳社(元宮)
  • 論社 = その親神社の 比定候補となる現存する複数社

例:式内社「多祁御奈刀弥神社」(阿波国名方郡)には複数の論社候補があり、それらにとっての「親神社」は 多祁御奈刀弥神社という神名帳上の名称 そのものを指す。

阿波説における位置づけ

阿波説では、全国各地の有名神社(諏訪大社・伏見稲荷大社・春日大社・香取神宮・安房神社 等)の親神社(元宮)が阿波に存在する とする論考が中核を成す:

全国の有名社阿波の親神社(元宮比定)
諏訪大社多祁御奈刀祢神社(名西郡石井町)
伏見稲荷大社上一宮大粟神社(神山町神領)
春日大社阿波中臣氏祭祀地群
安房神社(千葉)大麻比古神社(阿波忌部の総氏神)
下鴨神社御蔭神社の阿波元宮
出雲大社阿波の出雲勢力祭祀圏

→ 「親神社=阿波の元宮」という構造は、阿波説の根本論点である 「阿波 = 古代日本祭祀の中心地」 を支える概念装置となる。

Vault内での運用

論社サブノートを作成する際、templates/論社サブノート.md を呼び出すと、本ノート([[親神社]])への参照が自動挿入される。論社ごとに:

  1. その論社の 比定の根拠 を独自部分として記述
  2. 親神社(神名帳社)への参照 を明示
  3. 同じ親神社を持つ他の論社 へのリンク
  4. 親神社の郡別フォルダ にあるメインノートへリンク

という構造で、論社群を 親神社単位でグループ化 する。

関連ハブ・テンプレート

  • 元宮ハブ_MOC(阿波の元宮群の総索引)
  • 論社一覧
  • 論社サブノート(論社用テンプレート)
  • 式内社_目次

関連リンク

補足

本ノートは、templates/論社サブノート.md のリンク先として参照される 概念ハブ。個別の神社ノートを指すものではなく、「親神社」という用語そのもの を定義する位置づけ。論社サブノートを実際に作成する際は、論社元社 のフィールドを 具体的な親神社名(例:多祁御奈刀祢神社)に書き換える ことが期待される。