🚢 3. 渡来人とシルクロードの終着点

阿波は古代において、大陸からの先進文化や人々を直接受け入れる「海の玄関口」であった。

弥生終末期の国際交流

  • インド・パシフィックビーズ: 阿波南部の遺跡から出土するガラス玉は、東南アジアや南アジアとの直接的な交易(海のシルクロード)を裏付けている。 2025-04-19-「海のシルクロード」北近畿からインド・パシフィックビーズが流入。卑弥呼共立に関わる地域首長間交流があったことが伺える。
  • 高句麗・新羅との縁:
    • 男狭磯(おさし): 允恭天皇に召された阿波の海人は、新羅方面の海域にも通じていた可能性がある。
    • 高麗郡のルーツ: 武蔵国(埼玉)の高麗郡に住み着いた高句麗系渡来人が、実は阿波を経由していたとする地名移動の痕跡。 2011-08-20-全戸郷、の読み方 4 (出典)

仏教伝来の先駆

  • 板野郡周辺は、公的な伝来より古く、渡来人を通じて仏教的祭祀(積石木槨など)が持ち込まれた「日本最古の仏教伝来地」としての顔を持つ。 2011-10-20-板野郡の式内社に見る大国主命と天日鷲命_ 2 (出典)
  • この「日本最古」論の全国的な位置づけ(大和・司馬達等の私伝522年、紀伊・那智山の裸形上人伝承4世紀等との比較)と、阿波県内で考古学的に実証された最古級寺院・郡里廃寺跡(白鳳期)との年代ギャップは、公伝以前の仏教伝来伝承:南方渡来ルートと日本各地の早期開基で詳細に検証している。


※本稿は阿波の渡来人・秦氏・ユダヤ伝承から詳細化・分割された専門論考である。