3. 「東夷王」と大陸との交流

阿波の勢力は、畿内よりも早くから直接大陸(中国王朝)と通交していた痕跡がある。

  • 若杉山遺跡の朱(辰砂): 水銀朱は当時の中国王朝にとっても不老不死の霊薬(丹)の原料として極めて価値が高かった。徐福の目的の一つが、阿波の「朱」であったとする説も存在する。
  • 関連ブログ:若杉山辰砂採掘遺跡から考察 (出典)

総論

阿波説において、渡来人(徐福集団や秦氏)は単なる漂着者ではなく、阿波の王権(海人族・忌部族)に最新のテクノロジーを提供し、後のヤマト王権を建国するための「頭脳と技術のバックボーン」として迎え入れられたVIPであった。



※本稿は徐福と阿波の渡来人伝承から詳細化・分割された専門論考である。