1. 土器編年:小型丸底鉢の移動

阿波独自の「小型丸底鉢」は、纒向遺跡に出現する前に阿波で完成されていた。

年代 (目安)阿波(徳島)の様式畿内(大和)の様式阿波説の視点
2世紀後半阿波 VI-1様式弥生後期末(庄内以前)阿波で「小型丸底鉢」が大量生産され、祭祀に使用される。
3世紀初頭阿波 VI-2様式庄内式土器の出現阿波の技術が畿内へ流入。庄内式のルーツは阿波にある。
3世紀半ば阿波型土器の定着布留式(纒向)纒向遺跡から出土する土器の多くが阿波系(外来系土器)。
  • 物証: 纒向遺跡(奈良県)から出土する外来系土器のうち、最大の割合を占めるのが阿波系土器である。 土器編年比較論詳細


※本稿は阿波・畿内考古学編年比較から詳細化・分割された専門論考である。